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注文住宅に関するQ&A

●建築におけるクーリングオフの注意点は?

 クーリングオフ制度とは、文字通り「頭を冷やして考え直す期間を確保する」という事です。リフォーム等の訪問販売は、消費者にとって不意打ち性の高い販売方法であり、契約に対して、ゆっくりと考える時間も余裕もありません。
 そこで、「特定商取引法」(「特定商取引に関する法律」)では、クーリングオフ制度を設けています。訪問販売の場合、申込書面または契約書面など、契約の内容を記載した書面の交付が消費者になされた日から計算して、8日目までクーリングオフ期間としています。
 以下、注意点です。

(1)クーリングオフは、「書面で行う」と法律で定められています。
これは、クーリングオフをしたかしなかったかをめぐって双方が水掛け論になることを避ける意味があります。基本的に書式は何でもかまいません。ハガキでも封書でもクーリングオフの通知はできますが、一番確実な方法は、内容証明郵便で、かつ配達証明付きにすることでしょう。内容証明郵便は証拠性が高く、後々のトラブルを未然に防ぎます。

(2)クーリングオフは発信主義
クーリングオフの通知は、法律で決められた期間内に発信すれば効果を発揮します。
例えば、クーリングオフ期間が8日間の場合、相手業者に通知が届くのが8日目以降でもかまいません。その場合は、通知書に押されている「○月○日受付」の消印が重要になります。

(3)口頭でクーリングオフは行わないように!
電話など、口頭のみでクーリングオフの通知をすると、法的拘束力がなくなる可能性があり、クーリングオフをした事を証明できなくなる可能性があります。必ず「書面」で行いましょう。

 一般的には建設業法&建築士四会連合の契約書の契約書を使っています。この契約書であれば問題ないと考えられます。消費者金融の「リフォームローン・施工会社独自のローン」の場合は注意してください。

●家相・風水ってどんな点に注意すればよいか?

(1)鬼門と十二支方位について
 家相では、北東45度の方位を表鬼門、南西45度の方位が裏鬼門と言われています。
 鬼門に、玄関・火気・水まわりを置かない、ということです。
 奥の深い領域です。「表鬼門・裏鬼門・東西南北の通風」に留意して計画すれば概ねクリアーできます。

(2)仏壇・神棚の置き場所について
 絶対に気をつけて頂きたいのは、壁をはさんでトイレなどの不浄物と隣り合わせにしないことと、上階に人が通らないようにする、ということです。
  
 弊社では簡単に計測できる家相定規でアドバイスしております。
 また、新築の場合は比較的に計画しやすいと思いますが、戸建リフォーム・マンションリフォームの場合は間取り等に計画に限界があります。風水の場合は、東西南北に物を置くことで回避緩和することも出来ます。

●インテリア、カラーコーディネートの注意点は?

 自然色(ナチュラル・生成り)を基本に考えると癒しの住まい空間が確保できます。住まいには、「家具・家電・お花・照明」など多様の「造形物・色物」が入り込みます。「床・壁・天井・カーテン」だけ考えたコーディネイトが全てではありません。ご自分のセンスを信じることが大切です。

●防犯の注意点は?

 自宅を防犯から守る注意点として、以下の事項が挙げられます。
(1)1階のすべての窓に「防犯合わせ複層ガラス」を取り付ける。
(2)勝手口ドアを外から開けられない仕様にする。
(3)玄関ドアは防犯性の高いものにする。「ワンキーツーロック方式」等
(4)ポーチライト等を採用し、音や光で牽制する。
(5)ドア・窓の補助錠を取り付ける。
 
 防犯住宅の基本は「見える」「守る」「知らせる」です。犯罪者は「見られる」ことを最も気にするから、基本は「見える」が最も防犯効果があるようです。
 また、機械警備(セコム・アルソック等)の設備を施すことで回避できます。ただし、窓の開け閉めなどに注意が必要となり若干住みにくくなります。その点が要注意です。
 最近、昔ながらの生垣が見直されています。環境に良く夏のヒートアイランドにも効用があるようです。地域によっては行政から助成金も出ます。
 一度、お住まいの市町村に確認してみてください。癒しの空間が出来るかも知れませんね。

●環境にやさしい注文住宅の注意点は?

 環境にやさしい住宅の考慮点は以下のとおりです。
 環境問題はそのスケールに応じて、大きく3つに分けられます。それを解決していくことが21世紀の工務店に課せられた使命だと思います。
 
(1)地球環境に関する課題は、温暖化防止、資源枯渇、熱帯林、オゾン層の問題など地球規模で考える問題です。住宅産業は、建設時はもちろん、使用時に大きなエネルギーを消費しています。全ライフサイクルにおけるエネルギーや資源の消費を削減する方法を考え、実行する必要があります。

(2)周辺環境に関する課題は、ヒートアイランド、騒音、景観、生態系などの問題です。機能面の考慮も重要なのですが、周辺環境への影響対策も重視していく必要があります。個々の住宅が集合した地区や地域のあり方は、景観やヒートアイランドに代表されるように、我が国の大きな課題です。

(3)居住環境に関する課題は、室内外の空気質、段差などの物理的障害、保険・保証・性能など安心・安全・健康に関わる問題です。最も個人の生活に密着した問題なので、個別にわかりやすい問題です。シックハウスやバリアフリーなど、切実な課題です。一方、快適性については個人差が大きく、ライフスタイルを含めた理解が求められる分野でもあります。その当たりのアドバイスを行う工務店をお選びください。

 建築には、省エネを考えた建築工法がたくさんあります。各工法とも一長一短有り現在では100%のものは無いと思います。イニシャルコスト・ランニングコストを比較して 見ることや住んでいる地域の「気候風土」を考えて選択してください。
 基本は、「電気・ガス・水道のライフライン」を節約する為、住まい方を工夫することが一番と思います。

●地震について

 地震対策を施す建築が多くなってきています。高層ビルは当然ですが木造住宅でも地震対策の計画をすることが多くなっています。
 地震に対する工法は、大きく分けて下記の3工法があります。
・耐震工法:頑丈に固定固める工法です。
・制震工法:揺れを建物そのもので吸収する工法です。
・免震工法:揺れを基礎の部分で吸収する工法です。
 どの工法でも事前に地盤調査は必須です。
 いずれにしても、施工業者に質問してみてください。明確かつ親切に答えてくれる業者を選定されることをお勧めします。

リフォームに関するQ&A

●浴室のリフォームの注意点は?

 ユニットバスの場合と在来タイル貼り浴室の場合、施工方法に違いがあります。共通事項として注意していただきたいことは「給水・給湯・排水・換気等設備工事」に充填をおいて計画してください。脱衣室との動線なども合わせて計画が大切です。

●トイレのリフォームの注意点は?

 浴室同様「給水・排水・換気・暖房等設備工事」に注意してください。便器選びは大切です。スペースに合ったサイズ・機能を確認してください。ショールームに行って確認すのも良いことです。ただし自宅のトイレスペースの寸法は把握して行ってください。

●キッチンのリフォームの注意点は?

 今現在、困っていること・使い勝手の悪いこと等を具体にまとめて見てください。そうするとどのようなキッチンにしたら良いか等、なんとなくイメージが出来てきます。後はプロと相談して決めてください。
 最近は「IHヒーター」を取り入れる奥様が多くなっているようです。IHの場合、電気容量UPが必要な場合が多いです。鍋、釜のたぐいの買い替えが必要となる場合も有ります。メンテナンス性を考えた機器選びを考えてください!

●玄関のリフォームの注意点は?

 玄関は「厳粛なる関門」と言います。狭い、広いは関係なくその家の威厳が現れます。収納が大切です。「下駄箱・傘たて・小物入れ等」スペースに余裕があればブーツ・コート専門収納もほしいところです。収納も大切ですが、家風も大切に!

●一戸建ての場合、屋根のリフォームの注意点は?

 既存屋根勾配を確認して、屋根材を選んでください。屋根は建物で重要部分です。屋根下地「屋根タルキ・野地板・防水紙」のチェックを合わせて確認してください。訪問販売の業者が実の多いです。気をつけてください。

●外壁をリフォームする注意点は?

 既存の外壁材の種類を確認してください。外壁材を変える場合はアルミサッシとの関係がでてきます。外壁材選びは雨仕舞いと大きな関係が出ます。プロと相談することが大切です。

●介護者がいる場合のリフォームの注意点は?

 要介護者と介助者に優しいリフォーム計画が大切です。介護を受ける人中心になりがちです。実は介護する人は結構大変なものです。要介護者の症状に応じてリフォームしてください。介護する人が負担にならないように工夫することがポイントです。

●オール電化に変える場合の注意点は?

 最近多くなっています。電力容量・ブレーカー・コンセント等の増設が必要となり基本料金もUPします。古いマンションなどの場合、電気容量UPが出来ない場合も有ります。現状調査をしっかりと行ってください。何でもかんでもオール電化と思い込まないことがポイントです。

●ペットがいる場合のリフォームの注意点は?

 ペットにやさしい内装材とお掃除しやすい内装材が一致しません。例えば、ペットのオシッコや抜け毛などはフローリングが良い。ペットには滑ってよくない。このようなことがあります。床材・腰壁材をどのようなものにするかサンプルで触ってみて確認することが大切です。

●床暖房のリフォームの注意点は?

 基本的には主暖房として使います。温水式・電気式があり一長一短です。部屋の広さ既存の電気・給湯設備など状況を確認して、設備工事・イニシャルコスト・ランニングコストを比較考慮して選んでください。暖かさは変わらないと思います。
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